車椅子のマッド・サイエンティスト、
ジマー博士と娘のイルマは洗脳マシーンを開発している。
刑務所から脱走した凶悪犯を使った人体実験に成功し、
研究を学会に報告するジマー博士。
しかし識者たちは口を揃えてその非人道性を非難、
博士はショックで心臓発作を起こし、死んでしまう。
復讐に燃えるイルマはストリップダンサーを誘拐、
洗脳して殺人マシーンに仕立て上げ、その色香を武器に
父親の仇敵たちを次々と血祭りに上げていく。
コントラストの強い白黒画面がムードを盛り上げる
フランコ初期の傑作。その後「シー・キルド・イン・
エクスタシー」でも使い回される科学者の死に対する
復讐というコンセプトを筆頭に、美女の皮膚移植手術、
マネキンと絡むセクシー・ダンス、黒衣の巨体
殺人鬼といった持ちネタが満載。
エログロ描写も強烈で、首筋にブス〜ッと突き刺さる電極、
自動車で跳ね飛ばされて焼かれる女、
全身タイツ姿で延々と追い回されるダンサー等など、
強烈な印象を残してくれる。
復讐される科学者の一人におなじみハワード・バーノン。
前述の「シー・キルド〜」と全く同じ役柄で、
海外のレビューでは「こっちでは死ぬとき
ヌードでなくてよかった」なんて書かれてました。
重要なアイテムとなる洗脳マシーンは、
醤油ポンプをつないだきデザインといい、
如奇怪な作動音といい、かなりショッキングな出来。
その製作者であるジマー博士はなんとオルロフ博士の
弟子という設定で、かつて透明の発情ゴリラを作っていた
師匠といい(「Dr. Orloff's Invisible Monster 」'71)、
ロクなことをしてませんな。
US盤DVDはワイドスクリーンで英/仏音声、英語字幕有り。
特典多数で、イギリスのテレビ番組から抜粋した
フランコのドキュメントも収録。2003.7.27(継田)
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